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【正論】忍耐と長期戦略で辺野古移設を 平和安全保障研究所理事長・西原正

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【正論】
忍耐と長期戦略で辺野古移設を 平和安全保障研究所理事長・西原正

 翁長知事はかつて自民党におり辺野古移設容認派だった。事実、知事が那覇市長時代の2013年に辺野古移設を否定しなかった経緯もある。しかし移設反対に回ったのは、選挙に勝つため県民感情に媚(こ)びたとしか思えない。

 そこに日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党、生活の党、それに一部公明党などの支持があったのだが、知事は当選後の12月25日に上京して共産党本部に「お礼参り」をし、職員などから歓迎を受けた。こうなると今後は、知事は辺野古移設反対など共産党の路線から外れることは難しくなったといえる。これは憂慮すべき事態である。

 翁長知事の中国寄り姿勢も懸念される。知事は福建省福州市の名誉市民の称号を持っている。知事が福州市との深いつながりをもってきたことの証左である。

 《中国の軍事脅威に無頓着》

 そして13年に、中国の巨大な観光旅客船が出入りする港近くの若狭公園に、中国皇帝のシンボルである龍柱(高さ15メートル)を2柱建てることとし、製作費のうち6600万円を中国へ発注した(龍柱は14年末になっても完成せず、放置されていて公金使途不明の疑いがあるという)。

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