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【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 背景に反日甘やかし

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【外信コラム】
ソウルからヨボセヨ 背景に反日甘やかし

 「竹島の日」(2月22日)前後に日本に行ってきたという韓国の知識人の話で、たまたま東京都港区にある韓国大使館を訪ねたところ、大使館に通じる道路の入り口で警備当局が警戒していてデモ隊などは大使館前には近づけないようになっていたという。「さすが日本は法治国家だ。それに比べるとソウルの日本大使館前はデモ、集会がやり放題だ。わが国は困ったものです…」と苦笑していた。

 駐韓米大使に対するテロ事件で韓国警備当局の対応が問題になっているが、それでも米大使館への警備は厳重だ。法に従って至近距離でのデモや集会はちゃんと禁止され、反米施設などはすぐ撤去されるようになっている。

 ところが日本大使館には法治主義が無視され、国際法や国内法に違反する大使館前でのデモや“侮辱・嫌悪施設”の慰安婦像が平気で黙認されている。火炎瓶やタマゴ、汚物投げなどはしょっちゅうで、軽トラックで正門に突っ込んできたのもいる。これでは大使館員も出入りに戦々恐々だ。

 今回のテロ犯は日本大使館前でもおなじみの人物だった。日ごろの“反日甘やかし”が対米テロにつながったともいえる。犯人は「極端な民族主義者」と非難されているが、日本大使館前の反日現象も国際的常識では「極端な民族主義」なのだ。(黒田勝弘)

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