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【主張】ギリシャ支援 EUの理解得る現実策を

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【主張】
ギリシャ支援 EUの理解得る現実策を

 財政再建中のギリシャ支援をめぐり、同国と欧州連合(EU)の交渉が大詰めを迎えている。

 2月末で期限が切れる支援策の延長をEUが求めているのに対し、厳しい緊縮財政を課す支援に反発してきたギリシャが新たな支援の枠組みを要求しているためだ。

 交渉が決裂して支援が打ち切られた場合、3月にもギリシャの資金繰りが行き詰まる恐れがある。ギリシャの債務不履行やユーロ離脱という最悪のシナリオを回避するため、ぎりぎりまで交渉を重ねてもらいたい。

 EU側の歩み寄りも必要だが、それ以上に問われるのはギリシャ側の姿勢である。ギリシャは19日に延長を申請するが、各国の理解が得られる現実的な策を示す必要がある。欧州危機の再発は起こさない、という自覚を求めたい。

 16日のユーロ圏財務相会合は双方の溝が埋まらず、物別れに終わった。EU側は、ギリシャが20日までに支援策の延長を申請するよう通告を行っている。

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