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【産経抄】ありのままに 12月27日

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【産経抄】
ありのままに 12月27日

 御用納めのきのう、今年を象徴するかのような記者会見が2つあった。小保方晴子氏らが発表したSTAP細胞論文を調べていた理化学研究所調査委員会の会見と、慰安婦報道に関する第三者委員会の報告書を受けて朝日新聞が自らの見解を示した会見である。

 ▼前者では、小保方氏らが作ったとしたSTAP細胞は、既存の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)が混入したものであることがはっきりした。ただし、誰が混入させたのかは、はっきり断定できなかった。

 ▼強制捜査権があるわけではない調査委員会の限界だが、当事者に正直者のワシントンはいなかったようである。後者はワシントンどころか、「第三者委員会」という先生に叱られた小学生の反省の弁を、縷々(るる)聞かされたようなものだった。

 ▼曰(いわ)く、「経営陣は編集の独立を尊重し、原則として記事や論説の内容に介入することはしません」。新聞社ならごく当たり前の話で、ご大層に何をいまさら、である。

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