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【外信コラム】
ソウルからヨボセヨ CCTV、大好き!
ソウルの若者たちはポッポ(韓国語でキスの意)が大好きだ。エスカレーターに乗っても、信号待ちのときでも、立ち止まればこれ幸いとばかりに、向き合って互いの腰に手を回す。それをCCTVのカメラがじっと見つめている-。
CCTVとは中国国営・中国中央テレビの略称である。職業柄、当然のようにそう考えてきた。だからソウルの大型店舗で「CCTV録画中」といった張り紙を見かけると「中国人観光客へのサービスか」と本気で思っていた自分が今ではばからしい。CCTVとは韓国で監視カメラ(CLOSED CIRCUIT TV)のことを指す。
この国では至る所にCCTVが目を光らせている。民間設置分を含め全国で420万台に上るとの集計も。人口5千万だから単純計算すると実に12人に1台の割合だ。防犯用が圧倒的に多く、「誰かに守られている安心感がある」(30代女性の李さん)らしい。
