産経ニュース

【産経抄】「怪物」生んだ責任は? 10月18日

ニュース コラム

記事詳細

更新

【産経抄】
「怪物」生んだ責任は? 10月18日

 すべての災いには、原因がある。いま世上をにぎわせている慰安婦問題のタネをまいたのが、「済州島で200人の若い朝鮮人女性を狩り出した」といった吉田清治氏が語った嘘八百を大々的に報じた朝日新聞であるのは、疑いようがない。

 ▼朝日がまいたタネに水をやり、肥料をやって大きく育ててしまったのは、自国より他国を大事にする政治家たちだった。ことに平成5年、官房長官だった河野洋平氏は、自民党が総選挙で敗れ、退陣直前だったにもかかわらず、慰安婦募集の強制性を認めたかのような「河野談話」を出してしまった。

 ▼河野談話は、3年後に国連人権委員会報告書(クマラスワミ報告)というとんでもない怪物を生むもとになった。同報告のあれこれは、昨日発売の「歴史戦」(産経新聞出版)で詳しく書かれているが、とにかくひどい代物である。

 ▼女子挺身(ていしん)隊を慰安婦と混同するのは序の口で、「学校制度も少女を集めるために利用された」とあり得ない話をでっち上げ、慰安婦を「性奴隷」と毒々しく断定した。もちろん、吉田証言も「事実」として取り扱っている。

「ニュース」のランキング