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【主張】大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな

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【主張】
大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな

 大阪府の帝塚山学院大と札幌市の北星学園大に、元朝日新聞記者の教授や非常勤講師の退職を求める脅迫文が届いた。大阪府警と北海道警が威力業務妨害の疑いで調べている。

 元記者はいずれも、朝日新聞の慰安婦報道に深く関わっており、脅迫文には、学生に危害を加えることや、爆弾を爆発させることなどが書かれていた。

 朝日新聞の慰安婦報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロである。断じて許すことはできない。言論にはあくまで言論で対峙(たいじ)すべきだ。

 帝塚山学院大の教授は朝日新聞の記者時代、韓国の済州島で「慰安婦狩り」に関わったなどとする吉田清治氏の証言について複数本の記事を書いたとされる。教授は9月、大学を退職したが、大学側は脅迫文が直接の理由ではないと説明している。

 朝日新聞は8月5日付の大型検証記事で吉田証言を「虚偽だと判断し、記事を取り消します」とし、9月11日、木村伊量社長が会見を開いて謝罪した。

 北星学園大の非常勤講師は朝日の記者時代、元慰安婦の証言をスクープとして報じた。

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