ホンダとヒュンダイ 似てる?似てない?

ポトマック通信
韓国ヒュンダイのSUV「サンタフェ」(ヒュンダイアメリカ提供・AP)

 広大な米国で取材するにあたり、拠点の首都ワシントンから、しばしば地方都市に飛行機などで出張に出かける。そこで活躍するのがレンタカーだ。空港から目的地まで公共の交通手段がないケースもざらで、空港でレンタカーを借り、取材先に向かうことが多い。

 レンタカーは業者が用意する多様な車種から選ぶことができ、自分の所有車でない車を「試乗」できる楽しみもある。運転は好きな方なので、ちょっとした自動車評論家の気分で、「小型車なのに、高速道路でも安定しているな」などと論評を加えてみたりもする。

 先日、レンタカーを借りに行くと、店員が「ご希望の大きさですと、今はミツビシ(三菱自動車)とホンダがあります」という。以前に三菱製に乗ったし、ホンダ車に興味があったので、「じゃあホンダで」と答えた。ところが、貸し出された車は「ヒュンダイ(現代自動車)」だった。

 何のことはない。私が店員の発音を聞き間違えたのだった。ただ、知人に話すと、2社の社名の発音が似ているという指摘は、以前からあったらしい。英語表記の「Hyundai」が、米国人にとって発音しにくいという説もある。

 ほぼ2日間、走り回った現代自のクルマに何の苦情もないのだが、自分の英語の聞き取り能力のふがいなさを悔いた。(塩原永久)