【ソウルからヨボセヨ】日本発ドラマ「孤独な美食家」がブームに 韓国で広がる「ぼっち飯」も背景  - 産経ニュース

【ソウルからヨボセヨ】日本発ドラマ「孤独な美食家」がブームに 韓国で広がる「ぼっち飯」も背景 

 韓国で人気を集めた日本発のドラマがある。テレビ東京系列で長年、放送されてきた「孤独のグルメ」だ。俳優の松重豊さん演じるビジネスマン「井之頭五郎」がこれぞと目を付けた街の食堂や居酒屋に一人で入り、さまざまなメニューを発掘するのだが、実にうまそうに食べる。うまさを表現する松重さんの“つぶやき”も味わい深い。
 韓国では、ケーブルテレビの日本専門チャンネルで「孤独な美食家(コドクカンミシクカ)」のタイトルで放映されたが、五郎が出張先の韓国・全州(チョンジュ)やソウルでビビンバや豚カルビに挑戦する韓国編は、放映前から「ゴローさんが韓国に来たらしい」と話題になった。テレビ東京によると、韓国で今年、最も人気の外国ドラマとして受賞まで決まったという。
 料理は大勢で食べるのが一般的だった韓国で、日本の“一人飯”に当たる「ホンバプ」が広がってきたことも背景にあるようだが、日本への旅行者の増加による日本食ブームが大きく影響したとみられている。知人の一人は、東京旅行中に五郎が入った店をわざわざ訪ねていったほどだ。
 かく言う記者も五郎ファンの一人で、五郎になりきり、韓国でこれぞという店を見つけたいと思っているが、忙しさにかまけて、いつもの近場の店で済ませる日常から抜け出せていない。(桜井紀雄)