【上海余話】頭やお尻を振って踊る?パンダ - 産経ニュース

【上海余話】頭やお尻を振って踊る?パンダ

 和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」から昨年6月、繁殖のため中国四川省に渡った日本で生まれたジャイアントパンダ3頭が、ちょっと心配だ。
 貴州省に移された7歳の雄「海浜」。観光客が「楽しそうに頭やお尻を振って踊っている」と動画を投稿した。だが香港紙は、「頭や尻を大きく振るのは正常ではない。何らかのプレッシャーが原因だろう」とする専門家の声を伝えた。
 父親の故郷とはいえ、生まれ育った和歌山とは勝手も違うだろう。まだ落ち着かないのかもしれない。
 残る2頭は雌「陽浜」7歳と「優浜」5歳。四川省の成都パンダ繁殖研究基地で暮らしている。ところがこの研究基地では最近、なぜか目の周りの黒い毛が抜け落ちて、白く見えるパンダが12頭も確認された。
 希少動物だけに前例もなく、原因はまだはっきりしない。同基地では、「12頭に陽浜と優浜は含まれていない」と説明したが、12頭について地元紙は感染症の疑いを指摘。陽浜と優浜も安心してはいられない。
 3頭は父母を同じくする兄弟姉妹。近親交配を避けるためにも中国への“里帰り”は欠かせなかった。なんとか元気にお相手を見つけて、パパとママになってほしいと願うばかりだ。(河崎真澄)