定時で帰れていますか?―3月14日は「ホワイト退社デー」

ん!?

 3月14日は「ホワイト退社デー」だそうだ。出版大手の新潮社が手がけているキャンペーンで、つまりはみんなで定時退社しましょう-という呼びかけ。「ブラック残業」の反対を「ホワイト退社」と呼ぶらしく(初耳でした)、それをホワイトデーとひっかけている。おやじギャグっぽいけど、なるほどね。

 今月下旬に『わたし、定時で帰ります。』(朱野帰子著)という小説を刊行するのに合わせて始めたプロジェクトだというので、早速見本版で読ませてもらった。「絶対に残業しない」ことをモットーにしている女性が主人公のお仕事小説。大量の仕事をムチャ振りする上司や仕事中毒の同僚たちのなかで、批判されつつもかたくなに定時退社を守り続ける主人公だが、無謀すぎるプロジェクトのチーフを引き受けることになって…。

 〈会社のために自分があるんじゃない。自分のために会社があるんだ〉。おっしゃる通り。働き方のこと、いろいろ考えさせられる内容でした。

 さて、「ホワイト退社」できたら、チョコのお礼にデートしても、仲間で遊びにいってもいいんだけど、そこは出版社なので「本を読もう!」とPR。14日午後5時から同書の電子版を無料プレゼントするそうだ。気になる方は特設サイトへ。

 同社のサイトには「定時で帰れていますか?」というアンケートもあって、先週末までの回答では「NO」が「YES」をかなり上回っていた。そういえば月末金曜の「プレミアムフライデー」ってのもあるけど、時短を楽しめている人は、どれぐらいいるんだろう。

 ちなみにキャンペーンのことを教えてくれた新潮社のIさんに、14日は定時で帰れるんですか?と聞いたところ、うーん…と微妙なお返事。帰れるといいですね。(篠原知存)