キンボール、世界最高峰のプレーを見た!

ん!?

 以前に小欄で「なにそれ?」なスポーツとして紹介したキンボール。再度簡単に説明すると4人組の3チームがコートに入り、直径122センチのボールを打ち合う競技だ。相手にボールを落とさせれば得点が入る。

 友人たちと大会に参加したのを機に、その後もしっかり続けているのだが、なんと先日、最高峰のワールドカップを観戦してきた。それもわざわざ足を運んだというより、ひょっこり向こうからきてくれた感じ。地元(東京都中央区)のスポーツセンターが会場になったのだ。

 大会は約1週間で予選から決勝まですべて入場無料! W杯なのに。しかも区民にはコートサイドを開放! 太っ腹な大会運営のおかげで、各国・地域代表のプレーをたっぷり楽しめた。

 観戦してすぐに気づいたが、目の前で繰り広げられるプレーは、自分たちがやっているのと同じ競技とは思えない。猛烈な打撃音とともにボールがすっ飛んでいく。球速は倍ぐらいありそうだ。サッカーの無回転シュートみたいに揺れて落ちたりするし。フェイントにも目が付いていかないほど見事にだまされる。容赦ない攻撃を拾いまくる守備側の動きはビデオの早回しを見ているようだ。ファインプレーには国や地域に関係なく大歓声と拍手が送られる。

 ちなみに男女とも優勝はこの競技の母国であるカナダで、日本はともに2位。しかし女子はほんとに惜しかった。あと一歩で優勝というところまで迫ったのに、逆転負け。一緒にベンチに座ってるような距離と気分だったので、選手たちの悔し涙が自分のことのように…。

 しかし最高峰のプレーを見られたのはラッキーだった。球速を上げるのも華麗なプレーもなかなか難しそうだが、次の大会ではW杯仕込みのあのフェイントでも…ふふふ。(篠原知存)