欧州連合(EU)議長国ポーランドのシコルスキ外相は28日、東京都内の慶応大で講演し、EUが防衛費を確保するための「再軍備銀行」を創設する構想があると説明した。ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援の一環で「実現すれば(ロシアの)プーチン大統領を抑止できる」と訴えた。
欧州の防衛にロシアの凍結資産を活用する考えも表明。EUでは新たに防衛担当委員のポストを創設し、防衛産業の資金調達に注力する。食料安全保障強化や欧州の石油・ガスのロシア依存からの脱却も進めるとした。
中ロ関係の緊密化に対しては「国際秩序を破壊しないようにすることが共通の責任だ」と強調。「防衛予算を削減すれば、力で脅迫する敵を大胆にさせる」と述べ、日本政府による防衛力強化の取り組みを評価した。(共同)




