ゴキブリやハエの〝遺影〟に手合わせる 製薬会社が兵庫・赤穂で虫供養

虫の遺影に手を合わせるアース製薬の社員ら=赤穂市(同社提供)
虫の遺影に手を合わせるアース製薬の社員ら=赤穂市(同社提供)

虫ケア用品を手がけるアース製薬(東京)は、研究開発で犠牲になった虫に感謝する虫供養を赤穂市の妙道寺で行った。社員ら約80人がダニやハエなどの遺影に手を合わせた。

同社の主力工場や研究所が赤穂市にあり、研究所では100万匹のゴキブリや5万匹の蚊など100種類以上の虫が飼育されている。虫供養は効力を確認する試験に貢献する虫を弔うため、約40年前から行われている。

大広間に蚊やゴキブリなど7種類の遺影が飾られ、楠千之(ちゆき)住職の読経が始まると社員らが焼香に立った。小堀富広研究部長は「虫の犠牲があって虫ケア用品の開発ができている。感謝の気持ちを改めて考えることができた」と話した。

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