宮下一郎農林水産相は27日の閣議後の記者会見で、検討していたホタテの殻むきなどを受刑者の刑務作業に加える措置を断念したと明らかにした。米国の国内法の規定などにより、刑務作業で生産された物品を輸出できないためという。
法務省によると、カナダや英国、ニュージーランドでも刑務作業による物品の輸入制限を設けているという。宮下氏は、相手国側の制度がハードルとなり「困難との結論に至った」と述べた。
日本国内向けについても作業環境の整備や輸出向けと分別するための費用が増えるといった課題があり、宮下氏は「刑務作業の活用は難しい」と説明した。
中国が日本の水産物の全面禁輸を続ける中、国内での加工能力の強化が改めて課題となる。宮下氏は、加工機器の導入支援などにより体制強化に取り組む考えを示した。
農水省と法務省はホタテの加工処理を巡り、受刑者を刑務所外に派遣しての作業が可能かどうか検討していた。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/TNCTGCY3C5J3JDGNQR6JZY2HDM.jpg)
:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/3ABNWJOYYJCOPCENDLJETF6NXQ.jpg)
:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/FC2ERGY2GZOTZMRBZQ6MAHJ7TI.jpg)
:quality(50)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/UB5SNLVMFVPJNIVSEIWHZRLYIE.jpg)
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/E733C4BMK5I3TJRRBEK6BYS53E.jpg)