欧州を読む欧州の芸術家に伸びる中国「検閲」の手 「多い協力者、油断できぬ」2023/9/20 01:00板東 和正有料プラン記事国際欧州・ロシア中国・台湾欧州を読む反応英国で活動する香港芸術家のラムロンさん(左)とルムリさん。夫妻は蘋果日報創業者の黎智英氏が何者かに口をふさがれた作品(中央)を描いた(板東和正撮影)中国共産党の言論弾圧や人権侵害をテーマに創作活動を行う欧州在住の芸術家が、妨害や脅迫に遭う事案が相次いでいる。共産党関係者がかかわっているとみられ、被害を調査した英国の非営利団体は、中国から遠く離れていても共産党の「検閲の対象となる恐れがある」と警鐘を鳴らす。各国に芸術家の安全確保を求める声も上がっている。移住後も「不安の日々」「英国は安全ではない。(共産党に)おびえながら暮らしている」