北海道旭川市のコンビニで4月、女性店員を包丁で刺したとして傷害などの罪に問われた相原強志被告(32)は19日、旭川地裁(山田義幸裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。相原被告は動画配信サイト「ふわっち」で襲撃の様子をライブ配信。動機について、閲覧数などに応じ付与されるポイントが入らなかったことを挙げ「運営会社に痛い思いをさせたかった」と述べた。
冒頭陳述によると、被告は配信で視聴者に「受賞歴つかないからだよ」「どんどんコメントして」などと呼びかけていた。
検察側は動画の閲覧数やランキングが伸びず、話題になると考えて犯行に及んだとして「身勝手極まりない」と指摘し、懲役1年6月を求刑。弁護側は精神障害が影響したとして執行猶予付きの判決を求め、即日結審した。