盗撮、わいせつ言動で免職 千葉県教委、計8人懲戒

千葉県教育委員会は19日、教諭や講師ら計8人を懲戒処分にした。高校の女性用更衣室に小型カメラを設置して盗撮したとして県立高の30代男性教諭を、わいせつな言動を少女1人に繰り返したとして公立中の20代男性教諭を、それぞれ懲戒免職とした。両教諭の勤務先の校長も、監督責任を問い減給10分の1(1カ月)にした。

道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発された県立我孫子東高の教諭(57)ら男性2人が停職6カ月。成人女性へのわいせつ行為があった流山市立中の男性講師(41)を停職1カ月、生徒に飲酒させた県立高の男性講師(29)を減給10分の1(1カ月)とした。講師2人は依願退職した。

県教委によると、免職となった2人のうち、30代の教諭は昨年7月下旬ごろから盗撮していた。学校関係者が今年6月下旬にカメラを見つけ、8月に教諭が校長らへ申し出た。

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