全日空は19日、羽田空港第2ターミナルの国際線施設から出発する旅客便の数を10月29日以降、現在の5便から16便に増やすと発表した。羽田から出発する全日空の国際線40便のうち、欧州行きの全便とアジアなどへ向かう一部の便を第2ターミナルから運航する。
全日空によると、現在は第3ターミナルから出発しているフランクフルトやパリなどの欧州行きのほか、シドニーやシンガポール便などが第2へ移る。増便に伴い、午前5時~午後1時半に限定している第2の国際線施設の運用時間を延長する予定。
第2の国際線施設は新型コロナウイルス禍で、開業直後の令和2年4月に閉鎖。今年7月19日、約3年3カ月ぶりに再開した。