印象派の巨匠、クロード・モネの代表作が集結する「モネ 連作の情景」展が10月20日(金)、東京都台東区の上野の森美術館で開幕します(24年2月10日(土)から大阪中之島美術館に巡回)。モネの代名詞ともいえる「連作」をテーマに、時間と光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯をたどります。東京展のチケット販売・予約開始は9月20日(水)10時から。
モネは同じテーマやモチーフに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通じて描きました。後世の画家にも大きな影響を与えたその革新的な手法「連作」は、モネの代名詞ともなります。
対象を光や色彩によってとらえようという芸術運動「印象派」は、1874年にモネらが開いたグループ展から始まります。印象派誕生から150年を迎えることを記念して開催される本展では、印象派の創始者であり代表者でもあるモネの芸術の初期から晩年までの変遷を、「連作」を通じてたどることができるでしょう。
〈睡蓮〉や〈積みわら〉の連作や、初来日の初期の大作《昼食》など、国内外40館以上から、モネの60点を超える代表作が結集。そのすべてがモネ作という「100%モネ」の展覧会です。
入館料は一般平日2800円、土・日・祝日3000円ほか。本展オリジナルポストカード全40種つきのチケット6600円や、お得な平日限定イブニングチケット2300円なども(価格はいずれも税込)。本展では日時指定予約を推奨しており、会期中3つの観覧期間にわけて予約を行います。チケット販売と1期(観覧期間:10月20日(金)~11月19日(日))の予約は9月20日(水)10時から開始。詳細は展覧会公式サイトから。
東京展開催概要
「モネ 連作の情景」展
【会期】10月20日(金)~2024年1月28日(日)
【会場】上野の森美術館
【主催】産経新聞社/フジテレビジョン/ソニー・ミュージックエンタテインメント/上野の森美術館
【公式サイト】https://www.monet2023.jp