船橋市観光協会(千葉県)は、同市に本社がある石井食品の監修で今年1月に発売したレトルトカレー「ふなばしカレー(小松菜)」の販売を今月12日に再開すると発表した。同市は小松菜の生産が盛んなことで知られる。市観光協会によれば、1月に発売したところ、用意した2700個が2カ月ほどで完売したという。
市内でも一大産地である西船地区の小松菜をメインに、同じく市内で生産されたニンジンやナシを使用。箱のパッケージデザインは、市内在住の切り絵作家・イラストレーターの中村頼子さんが手掛けている。
価格は1食160グラム入りで648円。市観光協会や石井食品の本社、市役所地下1階のコンビニエンスストアなどで販売する予定。
市観光協会の担当者は「こうした『ご当地商品』を通じて、市の農林水産業のPRや街の活性化につなげたい」と話している。