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正論

帝都復興、後藤はどう行動したか 拓殖大学顧問 渡辺利夫

1923(大正12)年9月、関東大震災で被災した東京・銀座4丁目交差点付近。自動車や市電の残骸が転がる(日本電報通信社撮影)
1923(大正12)年9月、関東大震災で被災した東京・銀座4丁目交差点付近。自動車や市電の残骸が転がる(日本電報通信社撮影)

関東大震災のその日

渡辺利夫氏
渡辺利夫氏

後藤新平は麻布桜田町の自邸で新内閣の形勢について番記者たちと談じていた。大震災直前に首相加藤友三郎が急死、組閣の大命が山本権兵衛に降(くだ)ったものの、難航。その最中の9月1日正午の直前、後藤邸の壁土が落ち柱がギシギシと鈍い音を立て屋根瓦が庭に落ちつづけた。記者は飛び出し、後藤は公用車の運転手を促して首相官邸へと急いだものの、道路は倒れた電柱や看板に遮られ容易に進まない。あちこちで火の手が上がっている。

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