正論「保守巻き返し」に逆行する日本 福井県立大学名誉教授・島田洋一2023/8/28 08:00島田 洋一無料プラン記事オピニオン正論反応福井県立大学の島田洋一名誉教授(宮川浩和撮影)トランスジェンダー巡り「体と心の性が一致しない」トランスジェンダー問題と移民問題が典型だが、米国や欧州では今、人権や人道の名のもとに進められてきたリベラル派主導の「優しい」措置に対し、女性の権利や社会秩序を掘り崩すに至っているとの認識から、保守派が巻き返しの動きを強めている。ところが日本のマスコミは、そうした政治家、勢力を判で押したように「極右」「極右政党」と呼ぶ。そして岸田文雄政権、国会、最高裁が一体となって、日本を「欧米の失敗の道」にことさら引きずり込もうとしているかに見える。