9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比43・17ドル高の3万3876・78ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを一時停止するとの見方が強まり、米景気への先行き懸念が後退したため買い注文が優勢となった。
ただ、FRBが金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて様子見ムードも強く、上値は重かった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、20・62ポイント高の1万3259・14。
個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムや保険のユナイテッドヘルス・グループの上昇が目立った。化学のダウは売られた。(共同)