露軍、ウクライナ軍の反攻を全て撃退と主張 欧米供与の戦車9両など「破壊」

ウクライナ南部ザポロジエ州でロシア軍に向けて多連装ロケット砲からロケット弾を発射するウクライナ軍兵士ら(ロイター=共同)
ウクライナ南部ザポロジエ州でロシア軍に向けて多連装ロケット砲からロケット弾を発射するウクライナ軍兵士ら(ロイター=共同)

ロシア国防省は10日の戦況説明で、過去24時間もウクライナ東部ドネツク州や南部ザポロジエ州でウクライナ軍の大規模な攻勢が続いたが、全て撃退したと発表した。

同省のコナシェンコフ報道官は、両州でドイツが供与したレオパルト4両を含む戦車9両と、米国支援のブラッドレー歩兵戦闘車5両を含む戦闘車両11両を破壊し、約300人を殺害したと述べた。

さらに、ドネツク州北部の要衝バフムト周辺でもウクライナ軍が攻撃を実施したがロシア側防衛線を突破できず、約230人の死者を出したと指摘した。(共同)

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