マイナポータルのトラブルで「生活が丸裸」 立民・泉代表が政府追及へ

立憲民主党の泉健太代表(矢島康弘撮影)
立憲民主党の泉健太代表(矢島康弘撮影)

立憲民主党の泉健太代表は10日、マイナンバーカードの取得者向けのサイト「マイナポータル」で他人の年金情報を閲覧できるトラブルがあったことを受け、政府責任を追及する考えを示した。岡山市で記者団に「その人の生活の中身を丸裸にされるような話で、プライバシーの大きな侵害だ」と語った。

担当の河野太郎デジタル相に大いに責任があると強調。「ここまで拙速に、かなり無理をして進めてきた。ひずみが実害となって表れている」と指摘した。

自らを処分する意向を示した河野氏に対し、問責決議案や不信任決議案を提出する考えがあるかと問われると、トラブルの全容解明を急ぐ必要があるとした上で「処分が甘くなってはいけない。私たちとして、トラブルにしっかり見合った対応をしたい」と語った。

マイナポータルで他人の年金情報を閲覧状態に

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