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産経抄

6月9日

101歳で亡くなったフランソワーズ・ジローさんが20世紀の美術の巨匠、パブロ・ピカソと出会ったのは、ナチス・ドイツ占領下のパリのレストランだった

▼ジローさんは画家を目指す21歳、隣のテーブルの61歳のピカソには妻と愛人がいた。年齢差の壁を越えて2人はひかれあい、まもなくいっしょに暮らし始める。1男1女を得た共同生活の様子は、回顧録の『ピカソとの日々』(白水社)にくわしい。

▼ジローさんはピカソを通じて、アンリ・マチスやジャン・コクトーら文化人と交流しながら絵筆をとった。回顧録の表紙には、ロバート・キャパの撮った有名な写真が使われている。南仏の海岸をさっそうと歩くジローさんに、ピカソがおどけてパラソルをさしかけていた。

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