WBC韓国で新たな批判 大会期間中の飲酒で処分

【WBC 侍ジャパン対韓国】適時打を放つ大谷翔平=東京ドーム(撮影・中井誠)
【WBC 侍ジャパン対韓国】適時打を放つ大谷翔平=東京ドーム(撮影・中井誠)

今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本とは対照的に、1次リーグ敗退に終わった韓国が今になって新たな批判にさらされている。大会期間中にベテラン左腕の金広鉉ら3投手が、飲酒していたことが発覚。韓国野球委員会(KBO)から7日に罰金500万ウォン(約50万円)などの処分を受けた。

3人は日本に敗れた直後の3月11日未明に飲酒。韓国メディアからは接待を伴う東京の飲食店だったと報じられ、KBOは「国家代表の品位を傷つけた」と処分に至った理由を説明。3人とも飲酒の事実を認め、謝罪した。

韓国は一昨年の東京五輪でもメダルに届かず、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の世界ランキングは現在5位まで低下。WBCでアジアのライバルとして過去に日本と何度も激闘を繰り広げたが、今大会後はKBOの関連組織に汚職疑惑で家宅捜索が入るなど暗いニュースが続く。(共同)

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