れいわ山本氏に懲罰動議 入管法採決時、議員にけが

参院本会議に臨む、れいわ新選組の山本太郎代表=9日午後、参院本会議場(矢島康弘撮影)
参院本会議に臨む、れいわ新選組の山本太郎代表=9日午後、参院本会議場(矢島康弘撮影)

自民、立憲民主、公明などの各党は9日、れいわ新選組の山本太郎代表が8日の参院法務委員会で入管難民法改正案が採決された際、もみ合いとなった議員にけがをさせたとして、参院に懲罰動議を提出した。懲罰委員会に付託されれば、21日までの今国会会期中に正式決定する可能性がある。

自民などは提出理由で、山本氏が採決時に委員長席に向かって数度にわたって飛びかかり、周りにいた議員2人を負傷させたと指摘。「議事運営を妨害しようとしたこれらの行為は、参院の秩序を著しく乱すものとして断じて看過することはできない」と批判した。

れいわ・山本太郎氏、入管法採決で暴力 自民議員がけが

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