中国軍37機が活動 台湾南西の防空識別圏に

中国の戦闘機「殲16」(台湾国防部提供・共同)
中国の戦闘機「殲16」(台湾国防部提供・共同)

台湾国防部(国防省)は9日、中国の軍用機延べ37機と艦船延べ5隻が同日午前6時(日本時間同7時)までの25時間に台湾海峡周辺で活動したと発表した。戦闘機「殲16」や爆撃機「轟6」など全てが南西の防空識別圏に進入した。

多くはバシー海峡を越えて台湾の東海域の上空まで飛行した。中国軍は昨年8月以降、台湾周辺での軍事活動を常態化。東海域に回り込む飛行も増やすなど、活動をエスカレートさせている。(共同)

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