ボイラー検査期限切れ運行 TDL、ウエスタン鉄道

東京ディズニーランド=千葉県浦安市 (本社チャーターヘリから、川口良介撮影)
東京ディズニーランド=千葉県浦安市 (本社チャーターヘリから、川口良介撮影)

オリエンタルランドは9日、東京ディズニーランド(TDL)のアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」4台のうちの「ミシシッピ号」を、ボイラーの検査有効期限が切れた状態で19日間運行していたと発表した。

ミシシッピ号は6日から運行を休止。利用再開の時期は未定だが、営業に支障はないという。

ボイラーが搭載されているのは、蒸気機関車の形をした先頭車両。同社によると、前回検査の期限が切れた5月18日から今月5日まで運行させ、延べ約5万8千人の来園者がけん引される後方車両に乗った。運行の前後にボイラー点検をしており、安全性に問題はなかった。

同社は労働安全衛生法に基づき労働基準監督署へ報告。「有効期限を誤って認識したまま整備計画を立てていた。再発防止策を検討する」(広報)としている。

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