米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は8日、アナハイムでのカブス戦に「2番・指名打者」で出場。5打数1安打、2三振で打率2割7分4厘。同学年でカブスの鈴木誠也は「4番・右翼」で4打数2安打、1三振で打率2割6分6厘。
大谷は一回無死二塁での第1打席で今季5勝の左腕スマイリーのナックルカーブに空振り三振。1-2と逆転した二回2死一塁での第2打席は真ん中のナックルカーブを中前打してお返し。四回1死一、二塁の第3打席は外角低めのナックルカーブを打ち上げて三飛。六回2死一、二塁での第4打席では初球の外角低めカットボールの際にダブルスチールを敢行、捕手の二塁送球がそれる間に二走が生還して3点目。2死二塁になってシンカーに二ゴロ。八回2死一塁での第5打席は右腕アルグレイのフォーシームに空振り三振。
鈴木は左腕デトマーズに対し、二回先頭の第1打席はいい当たりも野手の正面を突く二ゴロ。四回1死走者なしの第2打席は外よりのフォーシームを右中間を破る今季10本目の二塁打。六回1死一塁の第3打席はカーブをとらえて中前打でチャンスを広げた。九回先頭の第4打席は守護神エステべスの低めフォーシームに見逃し三振。
試合は3-1でエンゼルスが同一カード3タテで4連勝、逆にカブスは4連敗。今季の大谷と鈴木の直接対決はこの3連戦で終わり。大谷は9日(日本時間10日)のマリナーズ戦に6勝目を懸け、投打二刀流で出場する。