日本維新の会の馬場伸幸代表は8日の記者会見で、次期衆院選を巡り、120~130人の候補者擁立にめどがついたと明らかにした。「党の公募に1日約10通の申込書が届いており、爆発的に候補者が増えている」と述べた。現状は75人で50人前後の追加となる。具体的な選挙区や公認決定時期には触れなかった。
立憲民主党からの野党第一党奪取を掲げる維新は、衆院選で全289選挙区への擁立を目指す。候補者発掘を兼ねて1日に開講した「維新政治塾」には551人が参加。立候補検討者向けにオンラインで4回開いた説明会参加者のうち、130人が出馬意向を示したという。
党は早期解散に備えて擁立作業を加速する方針で、幹部は「まだまだ上積みさせたい」と意気込む。立民は8日時点で145人(比例代表単独1人を含む)の擁立を固めている。