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正論

ロシアの極東地域を狙う中国 文化人類学者 静岡大学教授・楊海英

モスクワのクレムリンで会談を行ったロシアのプーチン大統領(手前左)と中国の習近平国家主席=3月(タス=共同)
モスクワのクレムリンで会談を行ったロシアのプーチン大統領(手前左)と中国の習近平国家主席=3月(タス=共同)

ロシア崩壊論、ロシア解体論が世界各地から現れ出した今、プーチン大統領の盟友であるはずの習近平主席の中国は静かに「歴史への復讐(ふくしゅう)」を始めている。その実例を見てみよう。

極東地域の「中国名」

まずロシア極東地域の地名に関する表記の変化である。中国で地図は国家の主権を具現するツールとして重視されており、刊行を管轄しているのは政府機関の一つ、自然資源部(省)である。その自然資源部は今年2月14日に「公開地図内容表示規範」を改定し、第14条規定でロシア領極東地域の8カ所の地名に対し、清朝時代の旧名を中国名として地図上で併記するよう義務付けている。具体的には以下の8カ所である。

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