セブン―イレブン・ジャパンは8日、日立製作所やリコーと連携し、最新の太陽光発電機能を搭載した埼玉県三郷市内の店舗を報道陣に公開した。二酸化炭素(CO2)排出量の削減を目指す実証実験。電気代が高騰する中、平成25年度の全店平均と比較し、購入電力量を約6割削減できるという。
店舗の屋上に加え、車8台分のカーポートの屋根に太陽光発電パネルを設置。リコーはLED照明の光で発電できるパネルを店内に置いた。軽量で発電効率の良い最新の太陽電池も店舗外の壁面に導入した。
中古電気自動車のバッテリーを再利用した日立製作所の蓄電池を活用し、日中に発電した余剰電力を夜間に使う。
1年をめどにコスト削減などの効果を検証し、他店にも導入できるかどうか検討する。