カナダ首相が原爆資料館を再訪 G7サミット滞在中

原爆資料館で記帳する(左から)EUのミシェル大統領、イタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領、岸田首相、バイデン米大統領、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長=5月19日午前、広島市の平和記念公園
原爆資料館で記帳する(左から)EUのミシェル大統領、イタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領、岸田首相、バイデン米大統領、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長=5月19日午前、広島市の平和記念公園

松野博一官房長官は8日午前の記者会見で、5月に広島市で開かれた先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせてG7首脳が広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪問した後、カナダのトルドー首相が滞在中、再び同資料館を非公式に訪れたと明らかにした。

松野氏はトルドー氏の同資料館再訪について「被爆の実相への理解を深めてもらう観点からも有意義であり、政府としても感謝申し上げたい」と述べた。その上で「引き続き唯一の戦争被爆国として、被爆の実相を世界に発信していくべく積極的に取り組んでいきたい」と強調した。

G7首脳はサミット開幕の先月19日、そろって同資料館を訪問。岸田文雄首相が案内し、約40分間、館内を視察した。

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