ウーバーイーツと伊藤忠 サステナビリティー推進で提携

ウーバーイーツ加盟店向けに販売するサステナブル梱包材、中古タブレットなどのイメージ=8日、東京・北青山(遠藤一夫撮影)
ウーバーイーツ加盟店向けに販売するサステナブル梱包材、中古タブレットなどのイメージ=8日、東京・北青山(遠藤一夫撮影)

伊藤忠商事と同社の100%出資子会社で中古携帯端末を扱うビロング(東京都港区)、ウーバーイーツジャパン(同)は8日、フードデリバリー事業のサステナビリティー(持続可能性)推進に向けた包括的業務提携契約を結んだと発表した。ビロングがウーバーイーツの国内加盟店向けポータルサイトを設け、伊藤忠グループが扱うサステナブル梱包材やビロングの中古タブレット端末などを販売する。

8日から運用を始めたポータルサイトでは、10万店超の国内加盟店向けにウーバーイーツのロゴ入り紙袋を発売。今後は、生分解性プラスチックなど環境配慮素材を使った食器やスプーン、フォークなど、品ぞろえを拡充する。紙袋の価格(税込み)は100枚入りで5500円と高めだが、取扱量を増やして価格を引き下げる。

米ウーバーイーツは8日、2030年までに全世界で配達に使う全容器包装を使い捨てプラスチックからサステナブルな容器包装に転換する計画を発表。ウーバーイーツジャパンは日本で計画を推進のため伊藤忠、ビロングと提携した。

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