ベラルーシのサバレンカ会見復帰、罰金なし ウクライナ選手は握手拒否 全仏テニス

女子シングルスの準々決勝後、記者会見するアリーナ・サバレンカ=6日、パリ(ゲッティ=共同)
女子シングルスの準々決勝後、記者会見するアリーナ・サバレンカ=6日、パリ(ゲッティ=共同)

女子テニスでベラルーシ出身の強豪アリーナ・サバレンカ(25)が6日、パリで行われた全仏オープンのシングルス準々決勝でエリナ・スビトリナ(28)=ウクライナ=に勝った後、記者会見に復帰した。2回戦後の会見で、ベラルーシが支援するロシアのウクライナ侵攻に対する執拗な質問に不安感を覚えたことを理由に3、4回戦は欠席していた。

一方、スビトリナは慣例の試合後の握手を拒否した。かねて敵国のロシア、ベラルーシ選手とは手を握らないと公言しているだけに、ネット際で待っていたサバレンカに対しては「あなたは何をやっているの、と思った」と冷ややかだった。

サバレンカの会見欠席に罰金がなかったことには「(2021年に会見拒否した大坂)なおみは罰金があり、今回はない。あらゆる状況で平等であるべきだ」と批判した。(共同)

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