岸田文雄政権で2度目となる経済財政運営の指針「骨太の方針」の原案が7日、示された。日本経済は新型コロナウイルス禍から回復軌道に乗りつつあり、首相がかねて訴えてきた「成長と分配の好循環」に向けた取り組みを加速する考えだ。ただ、成長に向けた改革には反発や痛みも伴うだけに、首相の実行力が問われることになる。
「30年ぶりの高い水準となる賃上げや企業部門に醸成されてきた投資意欲など、前向きな動きが確実に生まれている」
首相は7日に官邸で開かれた経済財政諮問会議で、こう強調した。
岸田文雄政権で2度目となる経済財政運営の指針「骨太の方針」の原案が7日、示された。日本経済は新型コロナウイルス禍から回復軌道に乗りつつあり、首相がかねて訴えてきた「成長と分配の好循環」に向けた取り組みを加速する考えだ。ただ、成長に向けた改革には反発や痛みも伴うだけに、首相の実行力が問われることになる。
「30年ぶりの高い水準となる賃上げや企業部門に醸成されてきた投資意欲など、前向きな動きが確実に生まれている」
首相は7日に官邸で開かれた経済財政諮問会議で、こう強調した。