タス通信によると、ロシア国防省当局者は6日、ウクライナ東部ドネツク州でロシアが制圧を宣言した要衝バフムトの近郊ベルホフカについて、ロシア軍が「完全に支配下に置いている」と強調した。ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は5日、ベルホフカの一部がウクライナ軍に奪回されたと述べて軍を批判していた。
ウクライナ侵攻に部隊を派遣するワグネルはロシア軍参謀本部の作戦指揮に従わず、双方のあつれきがたびたび伝えられている。国防省当局者は「ベルホフカが奪回されたとの情報は事実と一致しない」と述べた。(共同)