テニスのプロ選手協会(PTPA)は6日、パリで行われている全仏オープンの女子ダブルス3回戦で加藤未唯(ザイマックス)が打った球がボールガールを直撃して失格となったことについて、「不当な判定である。偶発的で攻撃性のない事象であることは明らかだ」との声明を発表した。
問題となった試合では第2セット途中のポイント間に、相手コート側に送った球がボールガールに当たり、危険な行為とみなされた。
声明では、加藤が剝奪されたという賞金とランキングポイントの扱いについても「最低でも賞金とポイントは戻すべき」とした。(共同)