ITサービス開発や小型無人機「ドローン」の開発などを手掛けるORSO(オルソ、東京都千代田区)は6日、家庭用ドローンの新製品「DRONE STAR PARTY(ドローンスターパーティ)」を発売した。スマートフォンと無線通信でつながり、自宅などで家族や友人で操縦技術を競うゲームができる。
スマホに専用アプリをダウンロードし、操縦する仕組み。カメラと4つのプロペラを搭載した機体は50・5グラムと軽く、バッテリー交換ができる。飛行時間は平成29年に発売した「ドローンスター01」の約5分から約7分に延ばした。
ドローン操縦に年齢制限はないが、ゲームは安全面への配慮などから15歳以上を対象とし、最大4人が参加可能。交代して操縦し、機体を椅子や机の脚の間をくぐらせたりするなどの技術を競う。互いに操縦テクニックを採点し、ランキングが表示される。希望小売価格は2万4200円(税込み)。
この日行われた発表会では、お笑いタレントの林家ぺーさん、パー子さん夫妻とタレントで実業家の水沢アリーさんが登場。製品を操縦し、ゲームを体験した。
ペーさんは「デカいと思ったら、小ちゃいの。僕らは紀元前芸人ですけど、最先端のドローンと遭遇したのはいい経験」と喜び、製品をプレゼントしたい相手を聞かれると、「ジャパーン! 郷ひろみさん。エンターテインメントの根源がひろみさんですから」と話した。(宇野貴文)