テニスの全仏オープンの女子ダブルス3回戦で加藤未唯(みゆ)(ザイマックス)がポイント間にボールガールに球を直撃させて失格となった問題で5日、対戦相手の1人だったサラ・ソリベストルモ(スペイン)は「私たちは主審のところに行き、何が起きたかを説明しただけ。悪いことはしていない」と反論した。
加藤によると、一度は警告を言い渡されながらも相手が主審に抗議した後、判定が変わったという。
これに対し、ソリベストルモは球が当たってボールガールが泣いていることを主審に説明したに過ぎないとし、自身らが交流サイト(SNS)などで批判を受けている現状を「このようなことを言われるのはつらい。(失格は)全て運営責任者が決めたこと」と嘆いた。(共同)