「悪いことはしていない」 失格加藤の対戦相手が反論 全仏テニス

女子ダブルス3回戦でボールガール(左)に謝る加藤未唯=パリ(共同)
女子ダブルス3回戦でボールガール(左)に謝る加藤未唯=パリ(共同)

テニスの全仏オープンの女子ダブルス3回戦で加藤未唯(みゆ)(ザイマックス)がポイント間にボールガールに球を直撃させて失格となった問題で5日、対戦相手の1人だったサラ・ソリベストルモ(スペイン)は「私たちは主審のところに行き、何が起きたかを説明しただけ。悪いことはしていない」と反論した。

加藤によると、一度は警告を言い渡されながらも相手が主審に抗議した後、判定が変わったという。

これに対し、ソリベストルモは球が当たってボールガールが泣いていることを主審に説明したに過ぎないとし、自身らが交流サイト(SNS)などで批判を受けている現状を「このようなことを言われるのはつらい。(失格は)全て運営責任者が決めたこと」と嘆いた。(共同)

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