6日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。終値は前日比289円35銭高の3万2506円78銭。1990年7月19日以来の水準を付け、バブル経済崩壊後の最高値を3営業日連続で更新した。海外資金が流入しており、今後も株高は続くとの期待が根強かった。大引け前に取引時間中としてのバブル後最高値も付けた。
東証株価指数(TOPIX)は16・49ポイント高の2236・28で90年8月1日以来の水準。出来高は約12億7100万株だった。
朝方は短期的な過熱感から利益を確定する売りが先行したが、売り一巡後は上昇に転じた。企業が株主への利益還元姿勢を強め、上昇相場をけん引してきた外国人投資家の日本株買いもなお続くとの見方が強かった。
平均株価は取引終盤に300円超上げ、3万2534円47銭を付ける場面があった。