四国新幹線の整備構想に関し、徳島県の後藤田正純知事は6日、瀬戸大橋を経由する「岡山ルート」に賛同することを四国4県の知事会議で表明した。これまで、徳島を除く3県の知事が岡山ルートを支持する一方、徳島県は淡路島を経由する別のルートを訴えていた。
後藤田氏は会議終了後、報道陣の取材に対し、4県の足並みがそろったことで「実現可能な夢に向かって動き出す。在来線を守るためにも新幹線による収益を得ることが必要だ」と話した。
会議は愛媛県大洲市で開かれた。後藤田氏は5月の就任後、記者会見などで岡山ルートへの賛同を表明している。