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産経抄

6月6日

将棋の海外対局は、ハワイで行われた棋王戦が最初だった。2回目が、昭和60(1985)年にロサンゼルスで開催された、小紙主催の第46期棋聖戦の第2局である。

▼「将棋に勝ってロスに行こう」。当時の米長邦雄棋聖への挑戦権を得ようと大張り切りの棋士のなかで、勝浦修八段がロスへの切符を手にする。現地の対局室では、両対局者はもちろん、立会人の大山康晴十五世名人から記録係に至るまで全員、羽織、袴(はかま)の正装で臨んだ。詰めかけた米国の将棋ファンは大喜びである。

▼折しも米国は日本ブームに沸いていた。大相撲のニューヨーク場所は大盛況のうちに幕を閉じたばかりだった。1カ月後には十二代目市川団十郎の襲名披露アメリカ公演が控えていた。

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