神戸新聞社は5日付朝刊の社告で、朝夕刊セットの月ぎめ購読料を7月1日から500円引き上げ、4900円にすると発表した。値上げは令和3年4月以来。
新型コロナウイルス禍やウクライナ危機を背景とした新聞用紙など原材料費の高騰が続いているためとしている。
駅の売店やコンビニなどで販売する1部売りの定価は、朝刊を150円から160円に、夕刊を50円から60円にそれぞれ上げる。
神戸新聞社は価格改定を機に、地域密着のより充実した紙面を製作するほか、7月1日に電子版「神戸新聞NEXT」を一新し、新聞購読者へのサービスを強化するとしている。