NY原油、一時75ドル台 1カ月ぶり高値、減産で

オーストリア・ウィーンのOPEC本部に掲げられたロゴ(ロイター=共同)
オーストリア・ウィーンのOPEC本部に掲げられたロゴ(ロイター=共同)

ニューヨーク原油先物相場は4日夜の時間外取引で、指標となる米国産標準油種(WTI)の7月渡しが一時1バレル=75ドル台まで上昇し、5月上旬以来約1カ月ぶりの高値を付けた。主要産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスが協調減産の延長を決めたことで需給の逼迫が意識された。

OPEC最大の産油国であるサウジアラビアが日量100万バレルの自主減産を決めたことも買いにつながった。6月2日の終値は71・74ドルだった。(共同)

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