ベラルーシ出身のサバレンカ、再び会見欠席 全仏テニス

テニスの全仏オープン第8日は4日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス4回戦女子では第2シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカがスローン・スティーブンス(米国)を下し、ベスト8入りした。

サバレンカはシングルス4回戦後も記者会見を欠席した。母国がロシアを支援するウクライナ侵攻を巡り、執拗な質問を受けて不安を感じたとして3回戦の会見を見送っていた。

試合では持ち前の強打で2017年全米オープン優勝のスティーブンスを押し切り、騒動の影響を感じさせなかった。女子ツアーを統括する女子テニス協会(WTA)の公式ライターから受けた取材内容は報道陣に公開され「厳しい試合だった。勝ててとてもうれしい」などとコメントした。(共同)

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