能楽師で人間国宝の亀井忠雄さん死去

亀井忠雄氏
亀井忠雄氏

葛野(かどの)流大鼓方の能楽師で人間国宝の亀井忠雄氏(かめい・ただお)さんが3日、肺炎のため死去した。81歳。通夜は7日午後6時、葬儀・告別式は8日午前11時、東京都文京区大塚5の40の1、護国寺桂昌殿で。喪主は長男で能楽師、広忠(ひろただ)氏。

父で人間国宝の能楽師、俊雄らに師事。能楽囃子(はやし)方の第一人者として活躍し、平成14年、人間国宝に認定。16年、紫綬褒章。24年、旭日小綬章。日本芸術院会員。

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